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【動画付き】競馬で大荒れしたG1レース7選!高配当の裏側で起きた出来事とは…!?

「大荒れ」したレースとして聞いて、どんなレースが思い浮かぶでしょうか?
競馬を長く見ていると様々なシーンが思い浮かんできますが、ここでは配当的にも衝撃的にも多くのファンの心に残っているであろうレースをピックアップしたいと思います!
また番外編として競馬場で起きた珍しいハプニング集(地方競馬含む)もお届けします!

大荒れしたGⅠレース7戦

ここでは大荒れしたGⅠレースを7つ紹介します!
全てレース映像つきでご紹介!
実況を聞いているとアナウンサーの声も裏返ったりするので、その驚きがすごかったことが伝わってきますね!

2015年ヴィクトリアマイル

府中の長い直線でも大逃げが決まる!
大逃げをうったのが最低人気ミナレット。2番手にいたのが12番人気ケイアイエレガントで、3番手以降はさらに離れていました。
「府中の直線は長いし、人気のない2頭だしどうせ最後に止まるだろう」というのが大方の見方でした。
しかし直線に向いても2頭の脚いろは衰えず!!
唯一追い込んできたのがストレイトガールでしたがこちらも5番人気の中穴馬。
3連単の配当は2000万超えの大波乱となりました。

鈴木ショータ
鈴木ショータ
個人的には「総流し」という馬券が心に刻まれたのがこのレースです。
友人が1着ストレイトガール、2着ケイアイエレガントの2頭軸3連複を買っていました。
そのときにお金が3000円しかなかったらしく、「それなら15頭に流して1点200円ずつ買おう!」となりました。
総流しは予算的に足りないので1頭だけ消すことに…。それこそが最低人気ミナレットでした…。
3連複の配当は286万円。もしこれを200円買っていたら…。

1991年有馬記念

タイムオーバーになっていた馬が一世一代の大激走!
1番人気はこの年全てのレースで単勝オッズが1倍台と断然人気だったメジロマックイーンでした。
有馬記念でも1,7倍と圧倒的な人気!
誰もがマックイーンの勝利を確信していましたが、直線でスルスルと内から抜けてきたのが単勝万馬券のダイユウサク!
某実況アナウンサーも思わず「これはびっくりダイユウサク!」と絶叫していましたが、ファンの心をそのまま表した言葉だったでしょう。
ちなみにこの「ダイユウサク」という馬名には逸話があります。
馬名申請の際に「ダイコウサク」としたのですが、「コ」という文字の下が長く「ユ」になってしまったそうです。

鈴木ショータ
鈴木ショータ
ダイユウサクは新馬戦で1着馬から13秒、2戦目も7秒以上離されるほど負けていた馬です。
有馬記念を勝ったあとも5着にすら入ることができず、「本当になんで有馬記念を勝てたのだろうか」と思ってしまうほど不思議な大金星でした。

2009年エリザベス女王杯

「こんなレースある!?」と思わず目を疑うゲームのような展開!
このレースでは単勝1.6倍のブエナビスタが圧倒的な支持を集めていました。
確実に直線で追い込んでくるその末脚に大きな期待がかかっていました。
しかしその期待を封じ込めたのが大穴2頭の大逃げ!
11番人気クィーンスプマンテ、12番人気テイエムプリキュアが後続を大きく引き離して逃げました。
しかし大方の関心は3番手以降の動き。
レースカメラも前の2頭はほとんど映していませんでした。
2頭はどんどん後ろの馬たちを引き離し、直線に向いて気づいた時には「時すでに遅し」。
ゴール寸前でブエナビスタが猛烈な追い上げを見せましたが、前をとらえきることはできませんでした・

鈴木ショータ
鈴木ショータ
競馬には「展開」という言葉がありますが、まさにそのエッセンスが詰まったのがこのレースです!
馬場鉄志アナウンサーがとっさにはなった「これが競馬の恐ろしさ!」といのが心に残っています。

2007年NHKマイルC

割れた人気で悪天候!
荒れるべくして荒れたレース!
1番人気のローレルゲレイロでも単勝オッズは5.5倍。
ファンも悩みに悩んでおりレース前から混戦模様となっていました。
レース当日は雨となり薄暗い中でレースがスタート。
「何がきてもおかしくない!」という状況のなか、大外一気で追い込んできたのが17番人気ピンクカメオ!
2着に1番人気のローレルゲレイロこそ入ったものの3着には18番人気のムラマサノヨートーが入線!
3連単は970万円の大波乱となりました。

鈴木ショータ
鈴木ショータ
いつも競馬場に行っていた鈴木少年もこの日は天気が悪く、レースも嫌な予感がしていたのでゲームセンターで競馬ゲームに勤しんでいました。
その予感が良くも悪くも的中した結果となりました。
「混戦メンバーで悪天候となればこんな荒れるのかぁ」と実感させられたレースです。

2012年天皇賞春

1番人気は大敗!大穴が激走!
大本命は3冠馬オルフェーヴル!
前走の阪神大賞典ではコースを逸走しながらも2着と好走し、「負けて強し!」というイメージをファンに与えました。
その確かな実力から単勝1.3倍と支持を集めますが、全くいいところがなく11着と大敗。
他の騎手たちもオルフェーヴルの差し脚に警戒していましたが、終わってみれば大逃げをうっていた14番人気ビートブラックがそのまま押し切り!
オルフェーヴルが走らなかった理由としては、メンタルの影響が挙げられています。
阪神大賞典で逸走したことから、平地調教再審査という試験を受けないと出走できないことになり、普段とは違う調教が積まれていました。
馬は繊細な生き物なので、もしかしたらレースにいくまでの過程がいつもと違ったことで、走る気持ちに火がつかなかったのかもしれませんね。
馬の気持ちを考えるのはつくづく難しいと実感させられたレースです。

鈴木ショータ
鈴木ショータ
「オルフェーヴル、これは届かない!」という実況が印象的だったレースです。
実況アナウンサーが「負け」を断定するようなことはめったになく、オルフェーヴルを応援していた僕も「無理じゃないよね?!ここから伸びるんだよね!?」と信じたかったのですが、名馬が歴史的大敗をするレースとなってしまいました。

1989年エリザベス女王杯

今も破られないGⅠ歴代最高の単勝配当!
大外一気を決めたサンドピアリスの単勝配当は43,060円!!
これはGⅠ競走の中ではトップの記録です!
全レースを含めてもトップ10に入る高配当!
それもそのはず、このレースでは最低の20番人気!!
18頭がフルゲートとなっている今ではそもそも単勝が400倍を超える馬がいることの方が珍しくなっています!

鈴木ショータ
鈴木ショータ
生まれる前のレースなので詳しいことはわかりませんが、このレースを知った時は「こんな配当ある!?」と目を疑いました(笑)。

2002年菊花賞

1番人気が落馬!
さらに二桁人気がワンツー!
ダービー馬タニノギムレット、同2着のシンボリクリスエスがは不在。
薄暗い天気から波乱模様が感じられたが、スタート直後に武豊騎手のノーリーズンが落馬!
1番人気が一瞬にして消えるという波乱ムードのなか、レースを制したのは10番人気ヒシミラクル!
さらに16番人気ファストタテヤマが猛烈な追い込みを見せて2着!
馬連は9万6000円の高配当となりました。

鈴木ショータ
鈴木ショータ
落馬したノーリーズン自身は単勝万馬券で皐月賞を勝っていましたが、菊花賞では違った意味で波乱を演出することに。
1番人気の落馬+大穴馬の激走で、まさに「大荒れ」と言っていいレースでしょう。

ハプニングレース3選

上記では配当的に「大荒れ」となったレースを紹介しましたが、ここからはハプニングが起きた出来事を3つ紹介します!
地方競馬で起きた珍事件や、悪天候によるハプニングなどなど見所満載です!

1996年バイオレットS

雪でほとんどレースが見えず、天気が”大荒れ”だったレースです。
レース画面も雪で真っ白!
実況アナウンサーも困った様子で
「スタートを切っているようです。」
「おそらく直線コースに向いてきました!」

とあまり聞けないフレーズでなんとか実況していました。

鈴木ショータ
鈴木ショータ
朝早く行われるトレセンでも「モヤ」で視界が見えなくなることがたまにあります。
ただレースでというのはかなり珍しいでしょう!事故がなく無事にレースが行われたのが何よりでしょう!

参考:栗東トレーニングセンターで視界が見えない場合

1993年ジャパンカップ


1番人気のコタシャーンに乗っていたケント・デザーモ騎手がゴール板を間違えて追うのをやめてしまうという珍事が起きました。
どうやら残り100mのハロン棒をゴールと勘違いしてしまったようです。
映像を見ても腰を上げて追うのをやめてしまっているのがわかりますね!
でも日本の騎手ではないですし乗り慣れていない競馬場なので、そういったミスが起きてしまったんでしょうね。

デザーモ騎手は自分のミスはすぐに認めて、以下のようなコメントを残しています。

「一生懸命追って、顔を上げたら太陽が目に入った。その時に左に100メートル標識が見えてそれをゴールと間違えた。もし間違えなかったら、1着になっていたかもしれない。コタシャーンのファンに大変申し訳ないことをした。謝っても謝り切れない。今はパニック状態だ」。
引用元:ジャパンカップで大失態 騎手ゴール間違う/復刻|極ウマ・プレミアム

鈴木ショータ
鈴木ショータ
このレースをきっかけに競馬場では「残り100m」のハロン棒は撤廃されたそうです!
コースには200mごとにしかハロン棒がないので、ぜひ競馬場で確認してみてください!

【地方競馬】笠松競馬場でも!?

オグリキャップを輩出した笠松競馬場で前代未聞のハプニングが起きました。
スタートして向こう正面を走り最後の直線コースに向くと、そこにはハロー車が2台走行していました。
思わず目を疑いたくなるような光景!


引用元:危険過ぎた「笠松大障害」(競馬場ハプニング) | 岐阜新聞Web

その車の間をくぐり抜けるような形で馬たちはゴールイン。
騎手たちがうまく馬を誘導し、全馬が無事だったことが不幸中の幸いでした。
もちろんレースは競走不成立となり、馬券は全額返還されました。

鈴木ショータ
鈴木ショータ
ハロー車で話題になってしまった笠松競馬場ですが、パドックが日本で唯一馬場の中にある競馬場です。
そのため騎手たちを乗せたバスが馬場を横切る珍しい光景も見ることができるので、ハロー車ばかりに注目せずにおきましょう!笑

着順誤審事件

2018年門別競馬場でおこなれた北海道2歳優駿で、1着と2着の写真判定を間違えるという誤審が起きました。
ネットが発達した時代ですから判定が出た瞬間から「これおかしくない!?」という声が広まっていました。
着順判定後から10分後に誤審には気づいたそうですが、すぐに公表すると騒動になるとして、翌日に誤審の発表がされました。

この場合、払い戻しがとても大変そうですが、もちろん正式に的中だった馬券の払い戻しも行われました。
馬券をすでに捨ててしまった場合は困難を要すと想像できますが、購入した場所や式別などの発売記録と照らし合わせて確認が取れたものは支払う対応を取ったようです。
今はほとんどの馬券がネット投票で、すぐにその購入履歴がわかるものだったのは主催者としてはまだ良かったでしょうね!

鈴木ショータ
鈴木ショータ
昔はその場で見ていたファンしかわからないものも、現代では誤審などがあればすぐにネットで批判が広まります。
僕の競馬仲間のライングループでも、馬券を買っていた人が「絶対この判定おかしいだろ!」と発言していましたが、そういった声がすぐに広まるので開催主催者はより厳密な注意が求められますね!

実際に僕が馬券を当てた大荒れレース

ここでは僕が実際に予想を的中させた2019年のAJCCことアメリカジョッキークラブカップの自慢をしたいと思います!笑

このレースでは菊花賞馬のフィエールマンに2018年に歴代最多勝勝利を挙げたC.ルメール騎手が騎乗していました。
鬼に金棒といった状態で、単勝オッズは1,7倍とファンの期待はフィエールマンに集まっていましたね。
対して僕の本命馬◎シャケトラは1年1ヶ月ぶりのレースでした。
それに加え管理する角居勝彦調教師は半年に及ぶ調教停止処分が明けたばかり。
さらに騎乗する予定だった戸崎圭太騎手がインフルエンザのため急遽石橋脩騎手へと乗り替わりとなっていました。

単勝オッズ38,5倍と全く人気がなく、直線で抜け出した時も「休み明けでどこまで息が持つのか…」という不安の方が大きかったです。
そこに1,7倍の1番人気フィエールマンが差を詰めて万事休す!と思った瞬間、そこからまたシャケトラが脅威の巻き返しを見せてアタマ差で1着!!

馬券を獲った喜びもありますが、力強い走りと粘り強さに感動しました!
結果的には圧倒的人気を破って「大荒れ」といった評価になりましたが、僕の中では「信じていた結果」なので周りの評価が低かろうが単勝で勝負できてよかったと思っています!!

まとめ

こうして「大荒れ」のレースを振り返ってみると、長距離戦が多いことに気づくことができました!
牝馬限定戦も長距離戦も年間では数が少ないですよね!
そういった珍しいレース条件ほど人知が及ばないもので、競走馬の想像を超えた走りに我々競馬ファンはいつも驚かされ、時に感動させられます。
「大荒れ」のレースで馬券を獲った人はほとんどいないと思いますが、今でもこうして語り継ぎ楽しむことができるのは、競馬が単なるギャンブルだけでないドラマだからなのだと思います。

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鈴木ショータ
競馬記者! ギャンブルだけでない、 競馬のロマンと感動を 多くの人に伝えていきたいです!! 夢は最高入場者数19万6518人を集める!!